2020年8月1日、昨日は、残念ながら関東市の水祭り・花火
「玉淀水天宮祭」は中止となってしまいました。
私も自宅で「水天宮祭バーチャル」を見て
しばしの間でしたが、楽しませて頂きました。
先日は朝の散歩でこの「水天宮祭」の起源に関係する
「玉淀水天宮」にお参りしてきましたので記事にさせて頂きます。
川の流れる音と、緑豊か、整備された歩道。
歩くだけで日常から少し離れて、とても気持ちの良いコースでした。
寄居玉淀水天宮祭の起源。
昭和6年、玉淀を開発した保勝会の有志が、玉淀の景勝に加え神社を勧請して祭事を行うことを発願し、幸い下流樋の下の河辺山林にあった石宮を発見しました。調べたところ、この地方の漁師が水難よけに祭った水神様であることを知り、改めて水神様と水天宮様を合祀して、おまつりしたものであります。
昭和6年(1931年)に県指定名勝「玉淀」とされた。
先人のみなさまのご努力により、この地を隆盛さてきたことが伺えます。
道を挟んで向かい側に「玉淀水天宮奥宮」に降りれれる道があります。
滑らないように気をつけて降りてくださいね。
近くには宮沢賢治が大正5年(1916年)9月に寄居に訪れ、
玉淀について詠い、その歌碑があります。
この歌碑もまたとても良い歌が刻まれておりますので、
別の記事として紹介したいと思います。
この辺りは寄居町自然の魅力と、
それらが愛されてきた歴史を知るのにもとても良いコースとなっております。
荒川を眼下に望める道が整備され、とても歩きやすく、雀宮公園もあります。
さらに今年2020年には玉淀河原沿に歩道が整備されております。
先人達が愛した玉淀の魅力を
時を越えて共有しながら歩くのはとても楽しいですよ。
皆様にもおすすめ致します。