漫画家原哲夫さんが、「北斗の拳」終了後に描いた、
「花の慶次 −雲のかなたに−」を、
全巻大人買いして久しぶりに読み返してみました。
1990年2月〜1993年7月に少年ジャンプで連載され
隆慶一郎作の歴史小説『一夢庵風流記』を原作。
戦国時代を傾奇者として生きた前田慶次郎を描いた作品です。
この作品は冒頭の第1話が寄居町の鉢形城を舞台にしています。
また作品中では、「熱風!小田原陣の章」などで北条氏邦を含めた
北条氏の歴史と周辺も描かれます。
歴史やこの作品が好きな沢山の方が、
鉢形城跡公園や、鉢形城歴史館いらっしゃっているようです。
この地域の魅力を発信するこのサイトに関わるようになり、
この機会に私も歴史に触れてみようと思いました。
当時、エピソードごとの慶次の豪快な振る舞いが楽しみで夢中になって読んだことを思い出しますが、
今回は史実や人物、土地について興味を置いて読んでみました。
歴史オンチな私でもよく把握できるように描かれています。
地域の魅力について調べる事から、歴史に興味が深まってゆくのを感じました。
「花の慶次」の華やかで豪快なキャラクターは
またこの春も見事に咲いた「氏邦桜」お姿を思い浮かばせてくれる良い作品だと思いました。
この作品を読むことで深まった興味を育てながら
今後も地域の歴史と魅力をご紹介したいと思います。