寄居町の文化を紡ぎ、はぐぐみ続けている文芸誌「寄居文芸」130号を読みました。

お昼時。蕎麦を頂きに行った日本料理喜楽さんで
店頭でで販売されていた「寄居文芸 一三〇」を購入しました。

「寄居文芸」は昭和53年7月創刊。
今年で43年目、130号を発行している文芸誌です。

寄居町は書家や画家、俳人や歌人など多くの優れた文化人や教育者を排出し、
県内でも有数の文化の町であります。

寄居町の文化を紡ぎ、育み続ける文芸誌「寄居文芸」で
埼玉県でも最も古い文芸誌とのこと。
寄居町で日々を過ごす私としてもとても嬉しいです。

掲載されている俳句や短歌はこの地域の季節や、生活が切り取られております。
浮かぶ景色に親近感を感じながら、
皆様の感性に感動を覚える歌を多数読むことができます。

エッセイは旅行記や、人物について、
思い出等こちらもまた素晴らしいです。
ふとお知り合いの文章を読むことができたり
地域に根ざした文芸誌ならではの楽しみもあります。

今回の130号はこの7月に発刊されています。
新型コロナウイルスに対する現状を踏まえた最新刊であり
それを題材にした作品も寄せられております。

テレビやインターネット上で絶えず流れる
情報に対して、私は食傷気味であり
時に過度に心動かされてしまうこともありました。

同じ新型コロナウイルスに関するものでも
「寄居文芸」に寄せられた文を読んでいると
心が癒やされてゆくのを感じます。

40年もの長きの間、この町の文化を紡ぎ、育て続けている「寄居文芸」。
発行携わっている皆様のご努力に心から敬服いたします。
是非バックナンバーを含めて読みたいと思います。
そして、新号を心待ちにさせて頂きます。

皆様にもお勧めいたします。

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