寄居町出身の歴史作家「戸矢学」さん監修の「愛と涙と勇気の神様の物語【まんが古事記】」「ふわこういちろう」さん著を読みました。

寄居町出身の歴史作家、戸矢学さん。
『スサノヲの正体 ヤマトに祟る荒ぶる神』河出書房新社(2020)
『鬼とはなにか まつろわぬ民か、縄文の神か』 河出書房新社(2019)
等、神道思想史・東アジア古代史・歴史小説について多くの著作を世に出されております。

先日伺った、寄居町の本屋さん「ネコオドル」でも紹介されておりました。

書棚には「三種の神器〈玉・鏡・剣〉が示す天皇の起源」、
「富士山2000年の秘密」、「深読み古事記」等とても
興味が湧いてくるタイトルが並んでおりました。
でも基礎知識もあまり無いしいきなり読んで大丈夫だろうか?
でもあれ・・・?まんがもあるんですね!

「愛と涙と勇気の神様の物語 まんが古事記」「戸矢学」さん監修。
「ふわこういちろんさん著」を発見。
早速購入して読んでみました。

とても面白くて素晴らしい本でした。

私は「古事記」の世界に触れるのは始めてでした。
西暦の紀元より660年も前から、126代目の令和まで続く天皇。
世界最古の国家日本、その建国の物語「古事記」。
その物語はまさに「愛と涙と勇気の神様の物語」でした。

「ふわこういち」さんのダイナミックでキュートな絵、語りも最高でした。
戸矢さんの監修と「絵」の力によって
古事記の神々の世界へ私をすんなりとへいざなってもらえた読書体験でした。

天岩戸やヤマタノオロチなど有名なエピソードを改めて「古事記」として読ませて頂き
神様達ってこんなにも個性豊かで、情感に富んだ物語を織りなしていたんですね。
日本の国土や神社についても今までと違った新鮮な気持ちが湧いてきました。
国内旅行に行く前に都度読み返ししたり、
神社や物語にふれるたびにこの本を開きたいと思います。
大げさではなくこの国に生まれた喜びと誇りをあらためて感じることができます。
私の本棚に永久保存決定、子どもたちにも読んでもらおうと思います。
戸矢さんの世界への入門書としても最適なのでは無いでしょうか?

これから戸矢学さんの本も読ませて頂き
寄居町が誇る歴史作家、史家の戸矢学さんの世界を知ってゆきたいと思いました。
皆様にも是非おすすめいたします。

戸矢学さんのホームページ「戸事記」
戸矢 学 さんのAMAZONのページ

素敵な本との出会いができる寄居町の「BOOKS ネコオドル」さんにも是非また行きたいと思います。

あらかわプレス過去の記事です。
寄居町。小さな本屋さんで素敵な本との出会いを楽しむ「BOOKS ネコオドル」に行ってきました。

 

タイトルとURLをコピーしました