埼玉県大里郡寄居町にある「きぬのいえ」さんがスタートした、
洋服やバッグ等を染め直して頂けるサービス「SOMA Re:」(ソマリ)を利用させていただきました。
かつてのお気に入りが再度現役に蘇り、
とても嬉しく、素晴らしいサービスでしたのでレポート致します。
「きぬのいえ」さんは、寄居町で昭和12年(1937年)に創業し、
長年、創意工夫を続けられ「一浴多色染め」の技術を駆使した
「オーロラ染め」等で国内外から高い評価を得ています。
きぬのいえホームページ http://www.kinunoie.co.jp/
工房、本社は寄居南口にほど近い場所にあります。
上記ホームページで商品のオンライン販売もされております。
長年培われた「きぬのいえ」さんの高い染色技術で
私達が持っているアイテムを染め直して頂けるサービスが「SOMA Re:」です。
このワクワクするような新サービスについて、
以前にもあらかわプレスで記事にさせていたき開始を心待ちにしておりました。
そして、いよいよ「SOMA Re:(ソマリ)」がスタート。
ホームページで詳細を確認いただけますが、
LINEなどのオンラインでのやり取りで見積もり等を行い、
配送することによってすべての依頼工程をリモートに対応しております。
私は地元民ですので、実際に「きぬのいえ」さんに伺ってお願いしてきました。(^^)
自分のクローゼットからと家族から預かったかつてのお気に入り。
・変色してしまった白のオックスフォードシャツ。
・汚れやがついてしまったトートバッグ。
・年を経て落ち着いた色合いを好むようになり使用しなくなったショルダーバッグ。
3点をお願いしました。
お願いしてから、染める前の状態を確認して頂き、
染まらない部分や確認事項を丁寧に教えていただけました。
そしてLINEで送っていただいた見積もり書を確認の上、発注。
しばらくして染め直し完了の連絡を頂きました。
今回、出来上がったものを取りに行くついでに、工房を見学させていただきました。
始めて工房を見せていただきましたが、試行錯誤による開発や、
技術向上や引き継ぎのための切磋琢磨。
空間にそれらの歴史が刻み込まれているのか、
パワーを肌で感じ大変感銘を受けました。
現場を見てますます楽しみになった。
染め直しして頂いたものがこちらです!
現場で撮影させていただいたバッグです。
すごくきれいに染まっていました!
家に持ち帰ったら家族もびっくりです。
そして私の白のオックスフォードシャツを別注の紺色に。
すごい満足感。
こんなサービスが始まるなんて。
染まらない素材でできた、タグや、
ステッチなどがもとのまま残り、これがまた格好良いです。
どうしても捨てれないお気に入りだったもの達。
捨てなかった正義。
本当にとっておいてよかったです。
私は今まで断捨離を何度も断行してきて、
できるだけ良いものを少なく持とうと思って生きてきたのですが、
使っていないけど、どうしても捨てられなかったかつての物があるんですよね。
「使っていないけど、トキメクもの達」という困った存在。
それらがSOMA Re:によって現役として息を吹き返したこの感動。
今まで味わったことのない感覚でした。
染め直したものを、次のシーズンまで預かってくれるサービスも有るようです。
詳しくは以下の「SOMA Re:」のホームページを御覧ください。
ぜひ皆様にもおすすめいたします。