こんにちは本日はホット一息できるお店をご紹介します。
寄居町ずっと変わらない佇まいで、自家焙煎珈琲をを飲ませてくれる洗濯船さんです。
洗濯船(せんたくぶね)という名前はパリ20世紀初頭にパブロ・ピカソ、モディリアーニをはじめとするモンマルトルの芸術家、文学者、俳優らが活動の拠点とした集合アトリエ兼住居の名前だそうです。
若かりし頃、この名前の由来を聞いた時なんてカッコいいんだろうと衝撃でした。
実際の洗濯船があった時代のパリは、私も大好きなウッディ・アレン監督の「ミッドナイト・イン・パリ」の世界ですね。映画でも現代の主人公が20世紀初頭のパリにタイムスリップしてしまいますが、寄居町でもこのタイムスリップが味わえるわけです。
寄居町の洗濯船さんの店内は、落ち着いた黒いカウンター、渋い家具で統一されていてとても雰囲気があります。大正時代の時計や、きれいなソーサーとカップが壁の棚に並んでいます。
そして洗濯船を40年近く営業されているマスターとのお話もとても安らぎます。
洗濯船さんの珈琲はスッキリとした浅煎りで私好みです。
私の珈琲好きはこのお店に連れて行ってもらった思い出から
形成されているのかもしれません。
洗濯船のようなお店がずっと日本の珈琲を出し続けてくれて、それが再評価逆輸入され、今日のサードウエーブもあると聞いています。
そういえば私は洗濯船さんでメニューを見たことがなかった事に今回気づきました。
いつも、珈琲、たまにウインナーコーヒー、ジョッキに入ったアイスコーヒーをいただきます。今度メニューも見てみたいと思います。(^^)
一時期、毎週食事をお世話になっていた時期があり、
その時頂いたナポリタンとホットサンドは美味しかったです。
今も時々食べたくります。
このお店について書くとどうしても個人的な思い出と結びついてしまいますね。
そして今もホッとする一時を味あわせていただいています。
おすすめいたします。
お店は寄居町内、放光院の手前、通りから「洗濯船」の文字が見えます。