2020年10月末にオープンした東武東上線の新駅「みなみ寄居駅ホンダ寄居前」を合わせると9つもの駅がある寄居町。
その中でも私が一番馴染み深いの駅が「玉淀駅」です。
この駅から高校に通っておりました。
玉淀駅は、東上線の終点、寄居駅からわずか600mのところにあります。
玉淀駅を出るとすぐに荒川を渡す橋を通過しますので、
名勝玉淀を上空から眺めることができます。
思えば私は、毎日ここを通過する度にドア付近に立って
窓の外を眺めその美しさに触れておりました。
ちょっとした贅沢ですね。
この駅がとても良いのはホームまでのアクセスです。
駅舎に入ってすぐにある改札を抜けて、
数段の階段を上がれば、その単式ホームに立つことができます。
「駆け込み乗車はおやめ下さい。」
しかしアクセスの良さに油断して
電車到着ギリギリに駅に到着することがあったのも事実です。
ホームからも見える踏切を電車が通過してから、
遮断器が開くと同時にダッシュで間に合ったなんで事もありました。
今でも学生さんが同じダッシュをしているのを見ると懐かしく微笑ましく思います。
しかしくれぐれもご安全に「駆け込み乗車はおやめ下さい。」を
守れる時間配分で行きましょう(^^)
というのも、「玉淀駅」のホームは盛り土の上にできており眺めも良いです。
少し余裕を持ってしばしこのホームでの時間を味わっていただくのも良いかもしれません。
荒川へ通じるホームの先端からの眺めも気にいっております。
この先空間に大きな水の流れがあることをどこか感じさせてくれます。
雄大な山々と荒川の流れを感じられるこの駅はまさに「名勝玉淀」の駅だと思います。
以上、【埼玉県寄居町・山々を望み荒川上空へ続く駅・東武東上線「玉淀駅」】でした。
個人的にとても馴染み深い駅で、
偏愛要素が多分に記事に入っているかもしれませんが。
とても雰囲気のある駅なのでおすすめさせていただきます。