寄居駅近くの昔から続く商店街の只中にオープンした
泊まれるオーガニックレストラン「mujaqui（むじゃき）」さんに行ってきました。
寄居駅南口を降りて、荒川方面に歩くと商店街があります。
通りの西を見ると秩父の山々が見えてとても綺麗です。
そんな商店街の中腹部、豚肉の味噌漬けが有名な「肉のみねぎし」さんのお隣にオープンです。
以前、和菓子屋さんとして活躍していた建物を改修して、
オーガニックイタリアンのレストランとホテル、物販店として2022年8月より営業をスタートしております。
この日は、あらかわプレスランチ会、食事とともに内覧もさせてもらいました。
通りの向こう側からお店を見ると以前の菓子店のかまぼこ文字看板の跡が残っていいていい感じですね。
右側にはお菓子が陳列されていたタイル張り、円筒状のショーケースも活かされいます。
お店のメインエントランスはとても大きなガラス戸で、
夜通りかかると、お店の優しい色の光が溢れ出していて素敵です。
地元の皆さんに古くから愛され、思い出が詰まった商店街のお店に、
再び灯りが灯った姿は町の皆様にも感慨深いのではないでしょうか。
そして店内へ、もとからあった梁、土間や土壁が活かされているのですが、
とても現代的で素敵な空間です。
以前の建物を知っている私、こんなにも変わるんだなと感動でした。
オープンなキッチンでレストランのホールと、ホテル・Barスペースがセパレートした作りです。
レストランが休店の日でもホテルには出入りできるよう、設備やシステム工夫されております。
レストランのコンセプトは「地元野菜を中心とした食材によるオーガニックイタリアン」
ランチタイムに予約した上で伺いました。
ルイボスティーを頂き、店内の雰囲気と表の商店街の様子を楽しみながら過ごします。
色とりどりの前菜が到着しました。
美味しいです。
近年私も野菜が主役のお料理を食べる機会が増えてきました。
こちらのランチも地元の良い野菜に工夫を凝らして提供されております。
一つ一つ、個性的、素材の味の力強さと控えめですがカラフルな味付けでで楽しく頂きました。
食後もスッキリと軽やかなのが嬉しいです。
ランチメニューはパスタとリゾットから選べます。
私が選んだのはパスタ「甘なが美人とミニトマト、モロヘイヤのアーリオーリオ」です。
甘なが美人は甘とうがらしで、柔らかくて爽やかな風味。
モロヘイヤとアーリオーリオの相性もとても良いのですね。
料理人の方のアイデアに、感服いたします。
素材自体もとても良いものを揃えているのでしょう。ミニトマトの味の濃さにも驚かされました。
今回の取材に協力してくれたメンバーは「有機レーズンとナッツ、加茂茄子の豆乳リゾット」です。
「楽しい！美味しい！」とのことでした。
mujaquiでは自然派ワインのセレクトされております。
ランチタイムでしたので叶いませでしたがこれらの料理に
美味しい白ワインに合わせたら最高なんだろうなと思います。
夜のコースメニューには蝦夷鹿のローストがあったり、ボリューム的な満足感もありそう。
こちらも是非行ってみたいです。
美味しいものを頂いて、さらにそのまま宿泊できるなんて夢のようです。
商店として活躍されてきた建物はいわゆる「うなぎの寝床」のように奥に長く続いております。
奥にはシャワールーム、洗面所と客室があります。
階段を上がり、2階にも客室があります。
一部が吹き抜けになっており、植裁が施されておりました。
寄居町の木々の寄植えが天井からの光に照らされて綺麗です。
客室は清潔感のあるシンプルな作り。
朝ｌ柔らかな自然の光と共に起きて、荒川の遊歩道を散歩するのもいいですね。
個人的にはこの2階の道路側のお部屋に宿泊してみたいです。
なんだか街と一体化したような気分になりそうです。
奥のシャワールームと洗面所です。清潔感に溢れてました。
懐かしい空間。朝の洗面さえも思い出に残る時間になりそうです。
内覧を終え、食後のコーヒーをオーダーしました。
深谷の老舗、LOTUS Cafeさんで焙煎された豆を、その場で轢いてハンドドリップ。
このアイスコーヒー本当に美味しかったです。
お店の前に立ってから、出るまでとても良い時間を過ごさせていただきました。
是非また来てみたい。ディナーも頂いて、泊まってみたいと感じます。
食事、お酒、宿泊、この街での思い出に残る体験を提供してくれるのがmujaquiさんだと思います。
また是非お伺いします。
皆様にもおすすめいたします。
レストラン、宿泊の情報ご予約は以下をご参照ください。
